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コラム

製造業におけるAI活用検討の第一歩

【第1回】製造業・プロセス業におけるAI活用の可能性について

2019年2月

AIと活用の悩み

2012年にディープラーニングに関する画期的な成果が発表されて以来、医療から自動運転まで、あらゆる分野で、AI・IoTの活用が活発になってきました。
もちろん、製造業・プロセス業界隈でも、厳しい事業環境を乗り越える切り札として、様々な目的でのAI・IoTの活用検討が活発になっています。(図1,図2)

図1.製造業における先端技術の活用状況

図2.製造業における先端技術の活用目的

一方で、自社のどの業務に、どんなAIをどの業務に活用すれば効果的なのか、整理に困っているお客様も多いように感じています。
そこで、今回のコラムシリーズでは、製造業・プロセス業での代表的なAI活用例を通して、皆様に、自社でのAI活用の対象業務に関するイメージを具体化して頂くことを目指して、連載させて頂こうと思います。

用語の整理 - AIとは

本題に入る前に、よく混同して使われがちな用語「AI」「機械学習」「ディープラーニング」の3つについて、図3で整理しておきます。
ポイントは、AI=ディープラーニングという訳ではなく、ディープラーニングは、あくまでAIの一手法に過ぎないということです。

図3.AI,機械学習,ディープラーニングの関係

このコラムでは、「これまで解決できなかった業務課題を、解決・改善できる技術」としてAIを扱うため、ディープラーニングに限定せずに、広くAI技術を用いた紹介をしたいと思います。

製造業・プロセス業で応用できるAIの代表例

実用的なAIの活用のためには、業務課題を洗い出し、その中からAIの優位性が活かせる領域を見つけ出すことが重要です。

では、AIの優位性とは何でしょうか?
AIと聞くと、自動化や、単純作業の代替を想像する方が多いと思いますが、それ以外にも、AIならではの表1のようなメリットがあります。
いずれも、単なる人間の代替ではない、AIならではの特性を感じて頂けると思います。

表1.人間と比較したAIのメリット

では、表1のようなメリットを活かせる業務とは、どのようなものがあるでしょうか?
例えば、表2のようなものが考えられます。

表2. AIのメリットを生かせる代表的な活用例

しかし、業務内容によっては、上記のような領域に適用しても、AIを活用する、十分なメリットが得られない場合があります。
次回からのコラムでは、上記のそれぞれの課題例を中心に、それぞれどのような場合に向いているのか、また、実業務に適用するまでに、何を検討すればよいのか等をご紹介していきます。

まとめ

※分かり易さを優先するため、表記に一部曖昧な点や、不正確な点が含まれる場合があります。ご了承ください。

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